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MAT  salon 第12回「風景のひみつ」 講師:古家 英俊氏 古家 俊介氏

建築やインテリア、家具や雑貨、そしておもちゃや食べ物・お菓子のパッケージなどなど。僕らのまわりにある全てのモノや事には、多かれ少なかれ、かならず何か「デザイン」というものがかかわっていて、その製作の舞台裏は、普通に生活しているから人からは何も見えないし、実は、もしかしたら全く気にもとめていない事なのかもしれません。そんな「デザイン」という曖昧で小さな、だけど魅力的で不思議な世界を、僕は泳ぎながら仕事をしているように思う。何処に向かって、何を見ながら泳いでいるんだろう。そんな素朴な疑問への回答を、僕自身が実は一番知りたいのかもしれません。

講演者のご紹介

古家 英俊氏
(ランドスケープアーキテクト 建築家)
福岡県生まれ。熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修了後、
株式会社ZEN 環境設計勤務し、1986 年に有限会社デザインネットワークを設立する。
古家 俊介氏
(ランドスケープアーキテクト 建築家)
福岡県生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻修士課程を修了後SotoMaroto Solid Arquitectura s.l.(Spain) 勤務を経て2008 年より有限会社デザインネットワークに勤務。

講演の様子

風景という言葉は、とても大きな概念を持つ言葉です。都市も、建築も、広場も、樹木も風景の一部です。言うなれば、目の前に現れるものは、全て風景だとも 言えます。私たちは、風景のことを特別意識することなく、日々生活しています。そんな風景の中に、新しい風景をつくること、それが私たちの仕事です。風景 をつくることの難しさ、意義、そして可能性について、お話できたらと思っています。
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