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MAT  salon 第6回MATサロン「あかりのひみつ」講師:松下美紀氏(照明デザイナー)

1961年 熊本市生まれ
1989年 株式会社松下美紀照明設計事務所設立
環境照明、公共や民間の照明設計、都市の照明設計といった光環境の創出を行う。
1999年 福岡タワーのライトアップを手がけ、この照明デザインで2000 年に北米照明学会よりポールウォーターベリー特別栄誉賞と社団法人照明学会より照明普及優秀施設賞を受賞。同年、一連の照明デザイン活動に対して照明デザイン奨励賞を受賞する。
アジア諸国においての照明改善プロジェクトなどへの参加の傍ら、都市景観に関するアドバイザー、審議会委員、大学の講師も務める。

講演の様子

8月12日のMATサロン第6回では、「あかりのひみつ」と題して、照明デザイナーで海外でも活躍されている松下美紀氏が登場しました。前半では、「あかりのひみつ」、「光のひみつ」、「照明のひみつ」の3つのひみつについて、日本のあかりの文化の話から、照明の歴史や光の三原色の話まで、科学的かつ論理的な説明で語って頂きました。また、後半では最新事例である博多シティ駅前広場の照明計画や、御供所・冷泉ライトアップウォークの事例が紹介され、とても美しいライトアップの映像に魅了されると共に、参加者からも多くの興味深い質問が出されました。質疑応答の中では、松下氏から、海外で活動するための大切な3つのスキル、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、そしてコンセプチュアルスキルが紹介され、同氏のクライアントに対する姿勢が伺い知れ、大変興味深いサロンとなりました。
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