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2019年4月20日(土)

MAT 2019 spring『様式(スタイル)への挑戦』~北九州、その進取の精神~

3月に北九州市立中央図書館・こども図書館、北九州市立美術館を設計した磯崎新氏がプリツカー賞を受賞され、門司港駅が約6年間
の改修工事を終えグランドオープンしたという絶好のタイミングで北九州の歴史や文化に触れるツアーを行いました。各建物を活動会員で分担し、さなざまな角度から解説ができ、お互いに情報を補足しながらツアーを進めました。また、各建物を有座まさよさんが折り紙建築で作成していただき、その様式(スタイル)が言葉だけでなく要素として切り取って伝えられたこともよかったと思います。長時間のツアーにも関わらず移動中のバスの中でも活動会員と参加者との会話が弾み、盛りだくさんのツアーとなりました。

​門司港レトロ   (旧門司税関、ブルーウィングもじ、旧大阪商船、門司港駅、旧門司三井倶楽部)

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門司港が特別輸出港と認定された1889年から約100年後の1988年に「産業観光」を掲げて門司港レトロの整備に着手し、

さらに約30年後の現在に至るまでの歴史や文化の蓄積を少しずつ紐解きながら、新旧が共存する街並みを散策しました。

北九州市立中央図書館・こども図書館、北九州市立美術館    設計/磯崎新

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常に挑戦し続ける磯崎氏の建築思想に触れながら空間を体験しつつ、幾何学という形だけではなく、図書館も美術館も多くの市民に

愛されつつ活用されていることを実感できたツアーでした。

​ツアーデータ

開催日 :  2019年 4月20日(土)
時間   : 09:00 - 18:00
参加者 : 35名
参加費 : FAF会員 5,500円 メール会員・一般 6,000円

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